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香港九龍城寨 — 映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』

2025.03.18

香港(香港/ hoeng1 gong2)の九龍城寨(九龍城寨 /gau2 lung4 sing4 dzaai6)は、かつて世界で最も密集した地域とされ、独特の歴史と文化を持っています。
この「迷宮都市」には、香港返還前の1970年代から80年代にかけて数千人が密集して生活していました。狭い路地、迷路のような建物、そして犯罪や違法活動が多発したことで、九龍城寨は「無法地帯」(無法地帶 /mou4 faat8 dei6 daai3)とも呼ばれていました。

2025年1月日本で上映している映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』は、香港のアクション犯罪サスペンス映画で、余兒(jy4 ji4)の小説『九龍城寨』と司徒劍僑(si1 tou4 gim3 kiu4)の同名漫画を基にしています。
監督はソイ・チェン(鄭保瑞 /dzeng6 bou2 soey6)が務め、映画にはルイス・クー(古天樂 /gu2 tin1 lok6)、サモ・ハン(洪金寶 /hung4 gam1 bou2)、リッチー・レン(任賢齊 /jam6 jin4 tsai4)、レイモンド・ラム(林峯 /lam4 fung1 )などが出演しています。

チームは、九龍城寨の街並みを忠実に再現するために、3億香港ドル(現在レート約:536億6000万円)を投じて城寨のセットを新たに作り直しました。
さらに1980年代の雑誌やテレビの道具などもセットに使用され、当時の香港を再現するための細かいディテールが施されています。
もちろん、セット以外にも香港の実際の風景も撮影しました。例えば、ネイザンロード(彌敦道 / nei4 doen1 dou6)や油麻地フルーツマーケット(油麻地果欄 / jau4 maa4 dei2 go2 laan4 )など、香港の街並みも映画に収められています。

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』は、九龍城寨の独特な街並みやローカルすぎる広東語を知ることが出来る絶好の機会となります。映画を通じて、香港の過去や文化、そして広東語の迫力を深く感じることができるでしょう。

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